ごあいさつ

ピロリ菌を除菌しましょう

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ピロリ菌感染を調べたことのない方は胃がんリスク検査(血液検査)を受けましょう 

 40歳から49歳の堺市民【40~49歳の間に1回】は自己負担金 1000円

 

(40歳代以外の方は堺市から補助が出ないので当院では3000円となります)

 

胃がんにはピロリ菌感染が深くかかわっており、ピロリ菌感染によって胃粘膜の萎縮が進むほど、胃がんが発生しやすくなります。
胃がんリスク検診は、胃がんそのものを見つける検査ではありません。胃の粘膜に生息するピロリ菌の感染の有無と、胃粘膜の萎縮度(ペプシノゲン判定)を血液検査で調べ、一生の間に胃がんなどの胃疾患に罹るリスクを判定する検査です。
判定されたリスクに応じて、内視鏡(胃カメラ)による精密検査を受けていただき、除菌治療や定期的な経過観察などを行うことによって、胃がんなどの予防・早期発見・早期治療に繋げます。

 

 

 


 

ピロリ菌が陽性の方

 

2014年9月24日、世界保健機関(WHO)の専門組織、国際がん研究機関は胃癌の8割がピロリ菌の感染が原因で、除菌で胃癌の発症を3~4割減らせるとの報告書を発表しました。

 

胃癌予防のためにできるだけ早くピロリ菌を除菌しましょう

 

ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎(慢性胃炎や萎縮性胃炎)の除菌療法に保険が適応されました。

 

ただし胃内視鏡検査により慢性胃炎の確認が条件です。

 

バリウムのレントゲン検査で慢性胃炎と診断されてもピロリ菌の検査や除菌療法は保険でできません。

 

詳しい話は以下のサイトをご覧ください 
ピロリ菌のお話(武田薬品工業株式会社)

 

 


 

  

 

当クリニックはピロリ菌感染の診断や除菌治療を適正に遂行するだけでなく除菌の意味や安全性、除菌失敗時の対応などについて正確に説明いたします。

 

 

 

除菌療法は通常3種類の薬を1週間内服します。

 

一次除菌は成功率92.6%、二次除菌(一次除菌が失敗した方)は成功率98%です。

 

 

ピロリ菌に一度も感染していなければほとんど胃癌になりません。

ピロリ菌を除菌すると胃癌の発生が抑制されます。

ピロリ菌を除菌すると胃潰瘍・十二指腸潰瘍の再発率が大きく下がります。

 

 

 

 

ピロリ菌に感染しているかどうかは血液検査や便検査などで判断しますが

 

各検査方法については診断精度が100%ではないことに注意が必要です。(誤った診断が5%位あります)

 

確実にピロリ菌が存在しているのか、いないのかあるいは確実に除菌できているのかを診断するのには

 

専門医(内視鏡医が望ましい)による慎重な判断が必要です。

 

ピロリ菌の診断・治療は内視鏡診断やピロリ菌の検査法について精通した医師が慎重に行うことが望ましいと思います。

 

 

 

 


 

ピロリ菌の検査や除菌療法を受けたいが胃内視鏡検査はどうしてもいやだという方は自費で受けるという方法もあります。

 

その場合、ピロリ菌がいるかどうかの検査(血液検査か便検査)は2,500円、除菌薬剤費は8,000円、除菌出来たかどうかの検査(便検査)に2,500円かかります。

 

内視鏡がいやなためにずるずる検査もしない、除菌もしないというのはとても問題です。除菌するなら早ければ早いほど胃癌予防のメリットが大きいです。

 

 

 

慢性胃炎自体はありふれた病気です。

 

日本人の2人に一人がピロリ菌陽性です。
ピロリ菌に感染していると年間0.4%の確率で胃癌になると統計的に予測されています。

 

早期胃癌の内視鏡治療後にピロリ菌の除菌を行い、成功すれば胃癌の発症リスクが3分の1に減るというデータがあります。

 

  

 

日本ヘリコバクター学会ガイドライン2009にて
ヘリコバクター・ピロリ菌感染症はすべて除菌治療の適応として推奨されるとされました(老若男女を問わず)。

 

以下はその要約です。
ヘリコバクター・ピロリ菌除菌は胃・十二指腸潰瘍の治癒だけではなく、胃癌を始めとするヘリコバクター・ピロリ菌関連疾患の治療や予防、さらには感染経路の抑制に役立つ。
わが国で最も大きな疫学的課題である胃癌の予防にも大きな貢献がなされる可能性が大きい。